今回は、尾野幹葉と高知を関係づけるアイテムについて取り上げてみたいと思います。現状、明らかになっている高知関係者の田宮、黒島、内山、南は、少女殺害事件の犯人ではない可能性が高いため、ここで5人目の高知関係者が明らかになれば、ほぼ黒幕確定となります。
尾野幹葉のオーガニックは高知オーガニックマーケットが源
以前の考察でも少し書きましたが、高知はオーガニックマーケット発祥の地であることがわかりました。11周年を迎えた「高知オーガニックマーケット」。オーガニックに特化し、定期的に開催される市としては日本で最初といわれており、県内外からお客さんが訪れる人気のマーケットだ。ということです。尾野のオーガニックのルーツは、この高知オーガニックマーケットにあるのかもしれません。
尾野幹葉と蚕の関係は高知がルーツ
これは、本編には登場しないのですが、「扉の向こう」で尾野が天然の蚕からとれたシルクを使って作られたワンピースを、当時303号室に住んでいた住民に、これ見よがしに見せているシーンがありました。そして、ポンデギという蚕の蛹を茹で、または蒸して味付けした韓国料理を大きな瓶ごと渡します。こららの共通ワードである蚕ですが、実は昔、高知では生糸産業が盛んで、多くの農家で蚕が飼われていました。この蚕関連の描写は、高知を連想させるためのものだったのかもしれません。話の詳細は「扉の向こう」をごらんください。
尾野幹葉のドアプレート裏の八つ目は高知に関係のある数字
尾野の部屋のドアプレートの裏には、八つの目が描かれていました。実は、この八という数字が高知と深く関係があることがわかりました。
1つ目は、八にまつわり妖怪についてです。高知県には八のつく妖怪が複数伝わっているようです。目が八つではなく、顔が八つある妖怪のようですが、高知と八という数字はこういった観点で関わりがあったということがわかりました。
2つ目は、「はちきん」という言葉です。これは、男勝りの女性を指す土佐弁で、高知県女性の県民性を表した言葉だそうです。言葉の由来は、男性の睾丸は一般的に2つであるため4人の男性が揃うと睾丸が8つになるが、8つの睾丸を手玉に取る女性ということだそうです。人の男を寝取る尾野にぴったりの言葉かもしれません。
そして、結構既出ですがドアプレートについてもう一つ付け加えておくと、プレートに龍と馬が彫り込まれていることから、坂本龍馬を連想させるためのものだった可能性もあります。
以上、尾野幹葉と高知を関係づけるアイテムについて取り上げてみました。ロジカルな要素はありませんが現状、尾野と高知の関係が皆無な状態なので、こういった観点から切り込んでみるのもありかと思います。
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次回は、菜奈の残したメッセージやボタンの謎について考察をしたいのですが、なかなかまとまりきらないので、別のことになるかもしれません。