ドラマ考察

ドラマ【ペンディングトレイン】第9話考察 直哉達の帰還で2026年は変化している、それを示唆する1つの要素

金曜、22時からTBS系列で放送されているドラマ【ペンディングトレイン】の、第9話で気になった点について、考察してみたいと思います。

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YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。

Contents

家族との再会

2026年とはいえ、現代に戻ってきた直哉たちは、それぞれ、家族との再会をはたしました。

まあ、玲奈だけは、誰も来なかったようですが。

明石も既婚者だったということで、散々な目にあった玲奈ですが、ネイリストも再開していましたし、みんなの集まりにも参加していたので、一応、落ち着いたということでしょうか。
加藤も、家族との再会シーンがありませんでしたが、おそらく、カメラから見切れていたか、カットになっただけでしょう。

直哉の手の異変

前回の考察で触れた通り、右手で磁場の乱れを払ったことで、直哉は、右手に力が入らなくなってしまいました。

まあ、次回予告からの既定路線といったところですが、右手は、もと通りになるのでしょうか。
医者の見解がわからないので、何とも言えませんが、次回予告で、落ち込んでいない様子から、治療に専念するのではないでしょうか。自暴自棄になっていて、医者にも見せていなかった可能性があります。治療によって治るか、あるいは、星飛雄馬のように利き腕を変えて、左手ではさみを持つのかもしれません。

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現代に落胆する人々

直哉を筆頭に、現代に戻った人々は、まわりの身勝手で無責任な対応に、落胆の表情を隠しきれませんでした。

直哉の母親が、売名行為といった感じで、テレビに出ていたのには、びっくりしました。

火災現場で騒ぎ立てる若者もしかりです。

この流れで行くと、現代は隕石によって、そのまま滅びるのでしょうか。
前回の考察では、滅びゆく現代をしり目に、直哉達は、再び2060年に戻り、平和に暮らしていくのではないかと考察しました。しかし、残り1話という点も含め、次回予告の感じから、そういった展開はなさそうな感じがします。ここで、今後の展開を考察するうえで、これまでの経緯を、改めて振り返っておきます。
ことの発端は、2023年の現代から、2060年の未来にタイムスリップしたことにあります。

そして、それぞれの世界線で、時が進んでいくわけですが、この間は、正しい時系列で時が進んでいると言えます。

右左はわかりませんが、どちらの世界線も、同じ方向に向かって進んでいます。
しかし、ワームホールを使って、2060年から2026年に戻るという行為は、時の流れに逆行する行為になります。

これは、未来が過去に影響を与えるという、逆行性を意味します。

未来が過去に影響を与える

「あの時、こうしておけばよかった」と言った後悔のように、過去の行動が未来に影響を及ぼす概念を、「順行性」と言います。現代の科学では、一般的な概念とされていますが、一部の学者の間では、未来の行動が、過去の結果に影響を与える可能性があるという、「逆行性」という概念が注目されています。
詳細な内容については、ここでは触れませんが、ワームホールを使って、2060年から2026年に戻ってきたことで、2026年の結果に、影響を与えてしまっているのではないでしょうか。

つまり、未来の行動が、過去の結果に影響を与えたということです。そのことを示唆する要素が、1つ 存在しています。それは、事件の担当刑事が、1人変わっている点です。

2023年に、直哉達が失踪した時には、永田と村木という、2人の刑事が事件を担当していました。

しかし、2026年では、村木は健在ですが、永田が別の刑事に変っていました。

前回の考察の最後で、軽く触れていますが、担当の役者の体調が影響して変わったのではと言いました。しかし、その場合、同じ永田という名前で登場するはずですが、あの刑事の名前は、宮田です。普通に見ていては気づきませんが、字幕有りで見ると、宮田と表示されていました。
事件から3年経過しているので、担当が変わっただけの可能性もありますが、宮田は、北千住事件の犯人のことを、俺たちが追っていたホシと言っています。

このことは、2023年から、2人で事件を追ってきたということを意味します。つまり、本来の時の流れでは、永田が事件を追っていたはずなのに、何らかの影響で、宮田という人物に挿げ替えられてしまったということです。その、何らかの影響というのが、直哉達が未来から戻ってきたことによる、「逆行性」ということです。
この、「逆行性」が、隕石落下にも影響を与えているとしたらどうでしょう。もし、直哉達が、現代に戻ってこずに、2060年に居続けたとしたら、歴史通り、2026年に隕石が落下して、地球は荒廃してしまったでしょう。しかし、現代に戻ってきたことが、過去に影響を与え、隕石の軌道がずれるのではないでしょうか。

隕石落下当日

逆行性の影響で、隕石の軌道がずれると言いましたが、完全に地球をそれるというわけではないように思います。おそらく、地球に落ちるかどうかの、ギリギリのところを落下しているのではないでしょうか。

次回予告を見ると、紗枝以外の人達も、その場から非難するように、大きな荷物を所持しています。

つまり、どうなるかわからないけど、落下した時に備えて、とりあえず避難するということなのでしょうか。避難場所がどこなのかはわかりませんが、おそらく、そういうことだと思います。ちなみに、紗枝が抱えている赤ちゃんについては、前回の考察で触れていますので、そちらをご覧ください。

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そう考えると、紗枝がホームで振り返ったのは、直哉も避難するかどうか気にしていたからなのかもしれません。

白浜が直哉に、みんなのことを頼むと言っていましたが、白浜は非難しないのでしょうか。

もし、軌道がそれずに、隕石が落下した場合、消防士としての責務を全うするため、街に残るのではないでしょうか。まあ、この辺は、想像の域を出ませんが、最終的には、隕石の軌道はそれ、地球は救われるのだと思います。
現代に絶望し、隕石落下による死をも覚悟しますが、自分たちが未来に行き、現代に戻ってきたことが、結果、地球の未来を救ったという結末です。

「8時23分明日君と」というタイトルの意味は、隕石が落下する、12月9日の翌日、つまり、12月10日の明日も、8時23分にこのホームで君と会えることを願うという意味ではないでしょうか。

以上、「ドラマ【ペンディングトレイン】第9話考察 直哉達の帰還で2026年は変化している、それを示唆する1つの要素」について、考察してみました。
最終的には、隕石落下を回避するという結論に達しましたが、まだ、どちらの可能性も残されているように思います。地球が荒廃してしまい、エンディングは、2060年の田中のアップで終わるというのもあるかもしれませんが、あとは、最終回を楽しみにしたいと思います。

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