ドラマ考察

「赤いナースコール」第1話考察 滝中が入院したのは、3ヵ月前ではなく10日前、そして、女性病棟の怪【ドラマ】

月曜、23時6分からテレビ東京系列で放送されているドラマ、赤いナースコールの第1話で気になった点について、考察してみたいと思います。

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Contents

事故は偶然なのか?必然なのか?

翔太朗とアリサが、榎木田病院に入院するきっかけとなった、車の事故ですが、果たして、偶然なのでしょうか、それとも、必然なのでしょうか。

事故が起こるまでの経緯の中で、いくつか気になる点が存在するので、触れてみたいと思います。
まず、事故の原因ともなった、同一車線を逆走してきたトラックですが、荷台に炎で書かれた虎が描かれているだけで、何のトラックなのかわかりませんでした。運転していた人物も、窓に景色が反射していて、わかりませんでした。この、得体の知れない感じから、意図的に逆走してきた可能性が高いように思います。
あとは、刑事の工藤も言っていましたが、翔太朗が運転せずに、初心者のアリサが運転していた点、ドライブレコーダーがオフになっていた点があげられます。
それ以外では、2人の様子から、翔太朗のセリフに違和感を感じました。それは、「アリサと結婚するまでは死ねない」というセリフです。アリサも、ちょっと困惑していました。翔太朗は、たとえ話だといってごまかしていましたが、何か不自然な感じがしました。
結婚することで発生することの中に、遺産の相続権があります。アリサの父親が大学教授だということ以外、お互いの家族のことについては明らかになっていませんが、その辺りも、ちょっと気に留めておきたいと思います。
ただ、あの2人のどちらかが、計画的に事故を起こしたとなると、かなり危険なリスクを負うことになるので、現段階では、そこまで考えなくてもいいのかもしれません。

入院患者

翔太朗が入院した病室には、5人の入院患者が存在します。
1人目の津田は、腎機能障害で、六ヵ月入院しています。

競馬をやっていたので、ギャンブル好きということがポイントでしょうか。

2人目の下塚は、眼窩底骨折と肋骨骨折で、二ヵ月入院しています。

目と肋骨の関係性からみると、暴行を受けたことによる怪我の可能性が高そうです。あるいは、ボクシングによる怪我とか。あとは、ポイントとなるのかわかりませんが、パズルをやっていました。

3人目の松井は、腫瘍マーカーが高く、三週間入院しています。

腫瘍マーカーとは、血液や尿の中に出現するがん性物質のことで、検査の結果、その数値が高かったということです。この人物、パソコンに、般若心経を打ち込んでいました。がんであることに対して、宗教的なことに救いを求めようとしているのかもしれませんが、ポイントとなりそうな感じがします。

4人目の後藤田は、肝硬変で、四ヵ月入院しています。

この男の行動は、とても不可解です。なぜか、漢字や3桁の足し算など、小学生用のドリルをやっています。会話の感じからは、知的障害があるようには見えませんし、かなり気になります。

5人目の滝中は、椎間板ヘルニアで、三ヵ月入院しています。

この人物に関しては、1つ大きな嘘があります。それは、三ヵ月も入院していないということです。ベッドに付けられた名札には、入院した日が書かれているのですが、滝中の名札には、令和4年6月28日と書かれていました。今が、9月末という設定ということも考えられますが、翔太朗の名札には、令和4年7月9日と書かれているので、それはありません。つまり、滝中が入院したのは、10日ほど前ということになります。このことから、滝中が、黒幕側の人間である可能性は高そうです。
第1話の最後で、遺体で発見されましたが、おそらく、黒幕の知ってはいけない何かを知ってしまったため、口封じをされたのではないでしょうか。

こうして見てみると、ひ弱そうな感じなのに、暴行やボクシングによる怪我を負ってそうな下塚、若いのに般若心経に没頭する松井、普通の中年おやじなのに、小学生用ドリルをやっている後藤田と、見た目と行動がちぐはぐな感じな人間ばかりです。唯一、津田だけはまともな感じがしますが。
入院した順番を見てみると、嘘をついている滝中を除くと、津田、後藤田、下塚、松井となります。このことから、津田は、黒幕の側近で、この病室を仕切る監督役なのかもしれません。そして、他の患者は、試験的に何かを施された、実験体という可能性がありそうです。

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病院関係者

アリサの容態を見ている、医院長の榎木田

翔太朗の担当医である、石原

看護師の山根

と、それぞれ怪しい雰囲気を出していますが、嘘や偽りと言った要素は、まだ見えていません。
唯一、嘘が存在するのが、新人看護師の西垣です。

どう見ても21歳ではないですよね。ネタという可能性もありますが、もしそこに意味があるのだとしたら、見た目と行動がちぐはぐな入院患者同様、試験的に何かを施された、実験体という可能性がありそうです。

女性病棟の謎

アリサに会うために、翔太朗と滝中が、女性病棟に行きましたが、アリサの名前が書かれた417号室には、別の女性がいました。これは、どういうことなのでしょう。
実は、アリサに限らず、他の女性も、名前と部屋番号の整合性が取れていません。翔太朗が、ナースセンターに行った時に、名前と部屋番号の一覧がありましたが、まったく整合性がとれていませんでした。翔太朗たちが見たのは、411号室に田中さん、405号室に浜村さん、412号室に武井さん、となっていましたが、一覧では、411号室は永田さん、412号室は矢崎さん、405号室にいたっては、空室になっていました。
一覧のほうでは、田中さんが404号室、武井さんが423号室、浜村さんは、割り当てがありませんでした。
何かのカムフラージュなのか、あるいは、人と人を入れ替えることで、何かの実験を行っているのかわかりませんが、アリサ個人を隠しているということではないようです。
そして、ナースコールが鳴り響いた413号室は、点滴を抱えた女性がいた部屋です。413号室は、病室にも一覧にも患者の名前がありませんでした。現段階では何とも言えませんが、実験の末期状態の患者なのかもしれません。

連続殺人事件の謎

管内で起こっている、連続殺人事件ですが、どのように関わってくるのでしょう。いままで登場してきた人物の中に犯人がいるというのが、一番わかりやすい繋がり方ですが、病院関連と繋がりがあるのでしょうか。
これまでに、5件の事件が起こっているようですが、それぞれ、右耳、右手、右目、右足、頭を持ち去っているようです。ちなみに、写真では、左足がなくなっていますが、おそらくこれは、制作側のミスだと思います。
人の体の部位を持ち去っているとなると、売買に関連しているような気もします。病院という観点で見ても、そこの部分に繋がりがあるような感じがします。犯人と、病院側の黒幕が繋がっており、何かしらウィンウィンな関係にあるのかもしれません。
滝中の事件が、6件目の犯行ということなのでしょうか。

おそらくそうで、下半身が持ち去られたということなのだと思います。
問題は、滝中が、翔太朗のスマホを持っていた点です。事故が起こった時には、スマホはカバンの中にしまわれた後だったので、偶然拾ったのではなく、意図的に抜き取ったことになります。つまり、犯人、あるいは病院側の黒幕が、意図的に事故を起こし、翔太朗のスマホを盗み、滝中に持たせて、翔太朗が犯人だと思わせようとしている可能性があります。

滝中の殺害が目的なのか、翔太朗を嵌めることが目的なのか、あるいは、別の目的のために仕方なくやっていることなのかはっきりしませんが、犯人、あるいは病院側の黒幕が関与していることは間違いありません。
そうなると、犯人、そして、病院側の黒幕は、誰なのでしょう。
現段階では決め手はありませんが、病院側の黒幕は、医院長の榎木田が怪しそうです。

連続殺人事件の犯人は、最長期間 入院していて、病院との繋がりも深く、身体的にも自由に動くことが出来る、津田ではないでしょうか。

以上、「「赤いナースコール」第1話考察 滝中が入院したのは、3ヵ月前ではなく10日前、そして、女性病棟の怪【ドラマ】」について、考察してみました。
オカルトやホラーの要素が盛り込まれている可能性もあるので、どこまでロジカルな脚本になっているのかわかりませんが、とりあえず、その方向で考察していきたいと思います。
最後に、余談ですが、翔太朗の演技が、棒すぎると感じたのは、私だけでしょうか。

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