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ドラマ【真犯人フラグ】第19話考察 最終局面、真帆を見つけ出そうとする二宮と、真帆を守り続ける河村

日曜、22時30分から日本テレビ系列で放送されているドラマ、真犯人フラグの第19話で気になった点について、考察してみたいと思います。

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Contents

菱田と山田が隠していたこと

菱田と山田が隠していたことは、清明が、上級生に言われて、篤斗のユニフォームを切り刻んでいたことでした。

たったそれだけの事でしたが、2人としては、いじめに関わってくるので、隠して おきたかったということです。押入れの中身も、この件に関連する、ユニフォームと篤斗が置き忘れていった傘でした。ランドセルもあるかと思いましたが、その2つだけでした。

同じように置き忘れていたサッカーボールは、山田が凌介の部屋に蹴り込んだということです。

一応これで、菱田と山田が隠していたことについては回収されたのだと思いますが、いまいちしっくりきません。それは、行動と理由にギャップがありすぎるからだと思います。視聴者を煽るために、過剰な行動をとらせているため、理由を知ってから見てみると、ギャップがありすぎて、とても不自然な行動に見えてしまいます。清明が押し入れの中身を見た時の、菱田の態度なんかは、まさにそんな感じです。まあ、そういった不自然さが生じてしまうのは、仕方のないことなのかもしれません。
襖に書かれた、喋り過ぎだ、というのは、どういうことなのでしょう。それに関しては、篤斗失踪の真相に関わって来そうなので、そちらを先に触れたいと思います。

篤斗失踪の真相

篤斗が連れ去られた経緯は、自分から車に乗り込んだということでした。

精神的に不安定になっていたからと言って、見ず知らずの人間の車に乗って、ついていくというのは、どうなのでしょう。事前に顔見知りになっていたというような、伏線が張られていたのならいいですが、これでは、あまりにも唐突過ぎます。これでは、半分は篤斗の落ち度と言われてもおかしくないです。
そして、篤斗を凌介のもとに返したのは、教祖に言われたからという理由でした。

散々勝手にやらかしておきながら、教祖の言うことが一番ということなのでしょうか。
いずれにしても、木幡の、篤斗を拉致、監禁、返却という経緯については、真犯人は関与していなかったということになります。つまり、篤斗 失踪の真相は、光莉や真帆の事件とは関係していない、独立した1つの事件だったということです。

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菱田を脅していた人物

ここまでで、2つのことが明らかになりました。1つは、菱田が隠していたことは、上級生にやらされたとはいえ、清明が篤斗のいじめに関与していたということ。もう1つが、木幡の一連の行動には、真犯人が関与していなかったということです。
この2つの事実と、菱田を脅していた人物を繋げようとすると、かなりの矛盾が生じてきます。
まず、清明に対して、「話したら消す」と言ってきた人物です。真犯人が関与していない以上、教団の人物だと思いますが、何を話されたくなかったのでしょう。篤斗を拉致した件ですか?しかし、清明も菱田も、篤斗の拉致については何も知りません。そうなると、教団側は、篤斗の拉致を、清明が目撃したと勘違いしていたということでしょうか。そもそも、このシーンの存在が、菱田達が、篤斗の拉致に関与していることを示唆していたのであったので、勘違いであれば、そういった回収をしないと、話が繋がらなくなります。
襖のメッセージも教団関係でしょうか。逆にこっちは、それだと矛盾します。メッセージが、「しゃべるな」ならわかりますが、「しゃべりすぎだ」となっていました。菱田は、篤斗の拉致について、何も喋っていません。喋ったことと言えば、真帆と林の関係と、DNA鑑定のことです。もし、このことを警告しているのであれば、メッセージを書いたのは、真犯人という可能性が高いです。しかし、篤斗の拉致には、真犯人は関与していません。そこが矛盾してくるという点です。
そう考えると、このメッセージは、篤斗の拉致とは無関係で、真犯人が菱田を脅して利用する目的で書いた可能性が高いです。

菱田は、凌介の家の合鍵を持っているので、そこを利用したかったのだと思います。林を消した包丁を、凌介の家に置かせるのはわかりますが、ビデオテープは何のために持ってこさせたのでしょう。おそらく、真帆の音声を作るためです。1度だけかかってきた、真帆からの電話は、このテープを編集して作ったのではないでしょうか。

真犯人と本木は繋がっているのか

橘が、母親のことで真犯人に脅されて、一連の犯行をおこなっていたことがわかりましたが、本木の行動で、1つ気になる点があります。

これは、Huluのオリジナルストーリーで明かされたことなのですが、光莉の最初の動画を偽装する際に、群馬の廃墟を推奨したのが本木でした。あの廃墟は、しし座流星群が撮影された場所でもあるので、偶然ということは考えづらいです。そうなると、あの場所は、本木が真犯人に指示されて、推奨したことになります。
このドラマは、偶然を必然化させている場面が、いくつもあるので、これもその1つかもしれませんが、さすがにここは、それでは納得いかないように思います。
ちなみに、オリジナルストーリーでは、廃墟の壁に書かれていた絵とメッセージは、本木が書いたものだということも、明らかになりました。
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回収されても意味不明なシチハ56

二宮が、シチハ56のことを、シチワ56と言っていたということが明らかになりましたが、意味が全く分かりませんでした。

まず、視聴者がこのことを知るすべは全くないので、視聴者に対してのメッセージ性が皆無だということです。そして、このことは、事件関係者で、林しか知らないことです。つまり、林がやっている行為は、「私は林です」と、自己紹介しているのと同じことです。

視聴者に対してのメッセージ性もなく、ストーリー上まったく意味を持たないとなると、結局これも、視聴者を煽って、混乱させることだけが目的だったということだと思います。
意味を持たせようとするなら、林にシチワ56と言わせればよかったように思います。この言い方が、関西の一部地域でのなまりという設定であれば、二宮と林の繋がりを示唆する要素に出来たのではないでしょうか。まあ、そうした場合でも、林の自己紹介には変わりありませんが。

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2人の思惑

ドラマも最終局面となり、私が真犯人推ししてきた二宮に対して、やたらと怪しさを煽りまくっていました。それが、逆に真犯人ではないという意見も多いようですが、あらためて、真犯人候補5人について見てみます。

まず、凌介ですが、ここが真犯人だと、ドラマ全体が破綻するので、無条件に除外でよいと思います。

そして、凌介や子供たちに対して危害を加えている点から、真帆が真犯人ということもないでしょう。

そうなると、やはり、二宮、河村、日野の3人のうちの誰かということになります。

日野に関しては、店という縛りがあるなか、時間的観点で無理な面がいくつか存在します。

まず、真帆の指輪の件です。橘達が関与していない以上、あの現場にいたメンバーが置いた可能性が高いです。そうなると、日野は除外され、二宮と河村の2択になります。林の件も、犯行時刻が深夜1時なので、17時から28時まで店をオープンしている日野には不可能です。そういう意味では、真帆が失踪した当日も、店の対応に追われていたので、何かを計画実行するには、バタバタしすぎです。他にも、しし座流星群の写真や、真帆の財布など、店の営業時間帯にかかる出来事が多すぎます。
このドラマにおいて、こうしたアリバイ要素が、どれだけ有効的なのかどうかはわかりませんが、大きな不可能要素になり得るように思います。日野に関しては、キャラ別考察でもいいましたが、見えていない要素が多いため、妄想による考察がしやすく、真犯人推ししている人が多いようです。ただ、私の考察では、根拠づけを重視しているので、日野は除外したいと思います。
ひとつ気になったのが、河村を追っていくとき、何かを持って出ましたが、あれはバレたときのための凶器という捉え方もできますが、おそらく、護身用にアイスピックか何かを持っていったのだと思います。

河村に関しては、日野のように時間的な縛りはありませんが、動機の面と行動に疑問が残ります。

凌介と真帆のことを思った行動ばかりですし、その2人を苦しめることが目的というのも変な話です。河村のキャラ別考察では、相良家を救うために河村は行動していると言いました。そういった観点からも、河村は、真帆を匿っているのではないでしょうか。

つまり、真帆は真犯人に監禁されているのではなく、河村が真犯人から守り続けているということです。真帆が真犯人のもとにいないことを裏付けるのが、菱田にビデオテープを盗ませたことです。本人がいないからこそ、ビデオテープを編集して声を作る必要があったということです。

真帆の居場所を見つけようとする真犯人、真帆を隠し通そうとする河村、その2人の対峙が、19話の最後のシーンではないでしょうか。

真犯人をおびき出すための、小芝居の可能性もありますが、このことを最終局面の結論としたいと思います。

二宮が原稿を書いている時に、望月らしき人物が一緒にいましたが、これはどういうことでしょう。

二宮を真犯人とするなら、共犯ということになりますが、真犯人をあぶり出すための手伝いという捉え方も出来ます。ただ、誰かが書いたものを模写しているのではない点や、わざわざ、原稿用紙に万年筆で書いていることから、二宮が、頭の中からひねり出して書いているように見えます。

これまで、二宮真犯人推しとしてきたこともありますが、動機は、姉の件に関して、林への復讐、その原因にもなった真帆への復讐、そして、2人の関係を知らずに生き続けてきた、凌介への怒りと結論付けたいと思います。

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以上、「ドラマ【真犯人フラグ】第19話考察 最終局面、真帆を見つけ出そうとする二宮と、真帆を守り続ける河村」について、考察してみました。
最終回では、二宮と河村のやり取りに、凌介と日野が絡んできて、ひと段落するまでには、20分ぐらいかかると思います。解決した後の、エピローグ的な要素に15分かかるとすると、残りは12分ぐらいしかありません。そうなると、日野や河村の真犯人としての要素をえがくには、時間が足りないように思います。いずれにしても、最終回を楽しみに待ちたいと思います。
最終回後には、忖度なしで、総括、感想を述べたいと思いますので、よろしければ、そちらもご覧いただければと思います。

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