日本テレビ系列で日曜22時30分から放送されているドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」についてのいくつかの謎を振り返りつつ、コアラ男の正体について考察してみたいと思います。
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森島直輝の父、哲也の気になる点
直輝の父親、森島哲也について、いくつかのことが明らかになりました。哲也は、20代で結婚しましたが3年で離婚、その後、男手一つで直輝を育ててきました。子供のころの直輝に、パンダのぬいぐるみを渡しますが、その中にはUSBメモリーが入っていました。直輝は、父の死後、そのことに気が付き、中身を確認しますが、中にはコアラ男の誘拐映像の動画が入っていました。動画ファイルは、この動画を含めて、3つ入っていましたが、残りの2つの内容については、現段階では不明です。哲也は、コアラ男の誘拐事件に関わっていた可能性が高そうです。
哲也については、3つの気になる点が存在します。
本当に哲也は死んでいるのか
1つ目は、本当に哲也は死んでいるのかという点です。白骨死体という、原形をとどめない形で見つかっている点が、哲也が生きている可能性を示唆しているように感じます。DNA鑑定等で、確定しているのであれば別ですが。
別れた妻について
2つ目は、別れた妻についてです。
3年で離婚ということは、直輝にも母親の面影は残っていると思うので、このまま母親に触れずに物語が進んでいくとは思えません。夫の存在が不明という点から、川田麻衣子が元妻かとも思いましたが、直輝とレンが同じ年ということから、それはなさそうです。
USBメモリーの時系列的矛盾
3つ目は、USBメモリーの時系列的矛盾についてです。
哲也がパンダのぬいぐるみを渡したのは、直輝が4歳ぐらいの時です。この時に、コアラ男の誘拐事件は発生していないため、USBメモリーがパンダのぬいぐるみに入れられたのは、10年ぐらい後ということになります。哲也が失踪期間中に、こっそり直輝に託したということでしょうか。
これらの気になる点については、回が進む段階で、新たな情報があればその都度考察をしていきたいと思います。
川田レンは双子
レンと母親の麻衣子が持っている写真から、レンには姉妹がいることがわかりました。
顔や、背格好、着ている服などから、どうやら双子のようです。しかし、なぜ片方を黒く塗りつぶしているのでしょうか。麻衣子はレンを溺愛していることから、向かって右側がレンのように思います。麻衣子がもう片方を黒く塗りつぶしているのには、憎悪のようなものを感じます。逆にレンは、自分に対して悲観的になっているような感じから、自分自身を黒く塗りつぶしているのだと思います。
仮にレンを妹とした場合、姉と妹の現在の状況として考えられるパターンは次のようになります。
レンは生存、姉は死亡。
レンは生存、姉もどこかで生存している。
レンは死亡、姉が代わりにレンとして生存している。
話の流れ的には、姉が死亡し、レンと麻衣子は、それを引きずりながら生きているといった感じがします。しかし、レンが死亡していて、姉がレンとして生きているということも十分考えられます。その場合、姉とレンという2つの人格が存在するということが、囲碁棋士レンとミスパンダという2つの姿とリンクしてくるような気がします。
麻衣子が、実はレンではないということに気付いているようなそぶりも、それを示唆しているように感じます。
Mr.ノーコンプライアンスと佐島あずさは親子
Mr.ノーコンプライアンスの正体が、法務大臣の佐島源蔵であるということがわかりました。名字が同じであることからもわかる通り、あずさとは親子関係になります。
源蔵が、なぜMr.ノーコンプライアンスとして活動をしているのか、森島親子とはどういう関係なのかといったところが気になるところです。あずさは、いろいろな人物とつながりがあることから、このドラマのキーパーソンのような感じがします。
コアラ男の正体がバレバレ
直輝がもっていた、コアラ男の誘拐動画には、人質のあずさとコアラ男が映っていました。最初見たときは、あずさは座っているのかと思いましたが、よく見ると立っていることがわかります。やや中腰といった感じでしょうか。
あずさ役の、白石聖さんの身長は、158cmと、やや小柄です。そして、コアラ男との身長差が、だいたい30cmといった感じでしょうか。つまり、コアラ男の身長は、185cmぐらいということになります。
主要人物の中で、これだけの高身長の人物は1人しかいません。
神代一樹こと、要潤さんです。
これは、非常にまずいです。コアラ男の正体は、このドラマの一番の謎とされる部分なのに、初回からバレてしまうのは、非常にまずいです。もしも、これがその通りだとしたら、完全に制作側のミスです。ただ、あまりにもあからさますぎる気もするので、ミスリードという可能性も考慮しつつ見ていきたいと思いますが、非常にまずいです。
要潤さんは、悪魔の弁護士からコアラ男に転身といった感じでしょうか。
以上、「ドラマ「 シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」コアラ男が誰なのか、これではバレバレ」について考察してみました。考察要素としては、今回上げた4つの点になるかと思います。一話完結の本筋部分にからめて、これらの謎を小出しにしていくといった展開になるかと思います。本筋部分に深みはありませんが、ダラダラ感はなく良かったかと思います。ドラマ全体としての謎も複数存在し、それなりに考察は出きるかと思います。ただ、コアラ男に関しては、非常に残念な感じです。
最後に、椿鬼奴の、天龍源一郎なみに聞き取りずらいセリフは、制作側としてなにか狙いがあってのことなのでしょうか。
他にも、ドラマ「10の秘密」や「知らなくていいコト」についても考察をおこなっていますので、そちらともども、よろしくお願いします。