7月から日本テレビ系列で放送されているドラマ、ボイス 110緊急指令室。通報電話の声をテーマにしたタイムリミットサスペンスという触れ込みで始まったこのドラマ、韓国ドラマのリメイクだし、ストーリーもしっかりしてそうなのでみてみましたが、面白くないと感じたのが私の印象です。まだ、1,2話の放送ですが面白くないと感じた理由をいくつか述べていきたいと思います。
記事内にはネタバレ内容が含まれますのでご了承ください。
Contents
ドラマ概要
緊急指令室には、電話による通報から
『3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙』
という被害者の生死を分ける 「クライシスタイム」が存在する…。
クライシスタイム内に人々を救うため 緊急指令室(現在の110番)内に
新たに独自の捜査ユニットが創設された。
その名は…「ECU(Emergency Call Unit)」。
勘と行動力で突き進む凄腕刑事と ボイスプロファイラー(声紋分析官)たちが協力して
助けを求める人々を救っていく 「タイムリミットサスペンス」が誕生!
さらに、主人公たちの愛する家族を 無残に殺害した「真犯人」を
突き止めていく壮大な復讐劇が幕を開けます!
※公式HPイントロダクション引用
といった感じで、妻を殺された敏腕刑事の役を唐沢寿明さん、父を殺された正門分析官の役を真木よう子さんが演じます。その他にも、殺された妻役に菊池桃子さん、弟(義理?)役に増田貴久さん、一係長役に木村祐一さん、行きつけの居酒屋店主にYOUさんなどが出演しています。詳細は、以下の公式HPをご覧ください。
面白くないと感じた理由
事件の内容が短絡的で薄い
横浜女子大生連続札事件の犯人が、女性を拉致しその女性がECUに緊急通報してきます。しかし、この横浜女子大生連続札事件の詳細や犯人像について事前の説明がほとんどなく、いきなり拉致事件が発生し、凶器が同じハンマーということだけから同一犯だと決めつけます。事件のリアリティさを感じませんでした。
犯人の挙動がわざとらしい
犯人は、拉致した女性を縛ったりせずそのまま別のフロアに放置します。しかも携帯電話を取り上げることもしません。これでは逃げてくれと言っているようなものです。実際に逃げられ通報されるのですが、その時の犯人の挙動も「逃げられた、やばい」といった感じもなく淡々とビル内を捜し歩きます。足元に隠れているのにも気づかず、表情だけこわばらせて歩き回っている姿がわざとらしかったです。
通報した女性が関係ないことをべらべらしゃべりすぎる
通報した女性が、あの恐怖の真っただ中にいる状態で「お母さんによく人の言うことを聞かないと怒られた」など世間話的なことをべらべらとしゃべっています。ちょっとこの辺も緊迫感がそがれてしまいました。
犯人との格闘シーンが長い
主人公が犯人を見つけて、そこから格闘シーンに入ります。格闘の動き自体は体をはっていてなかなか良いのですが、ちょっと長すぎる気がしました。途中別のシーンもちょっと入りますが、約5分つづきます。
真犯人の何でもあり感とバレバレ感
主人公の妻や父親を殺害した真犯人は、実体が伏せられてはいるのですが、初めから警察の内部に精通している大物ということが既定路線になっているのである意味、最初から何でもあり感がただよってしまっています。そして、もっと身体的特徴を隠して誰だかわからないようにした方が面白いのに某俳優だという感じバレバレなのもちょっと嫌な感じです(実際は違う人かもしれませんが・・・)。
真木よう子さんの演技がちょっと
真木よう子さん、昔から演技が下手とかセリフ棒読みと言われていますが、今回もその辺がちょっと気になります。事件の緊迫感の中強い口調で話すシーンが多くありますが、ちょっと口がまわっていないというかなんというか・・・。聞き苦しい感じがあります。
以上、面白くないと感じた理由をいくつあげてみました。視聴率も2話目で一気に下がったようです。コンセプトはおもしろと思うので今後テコ入れをしていってもらいたいと思います。私ももう少し見続けていきたいと思います。
はじめまして!あな番の考察、なるほど〜っ!と、唸りながら楽しく読ませていただいてます。あな番の考察で辿り着きましたが、ドラマの趣味が同じなので他の記事も楽しみにしております!ボイスはオリジナルの方は面白かったですよ。機会があれば是非。
ご覧いただきありがとうございます。
あなたの番ですもあと2回で終わってしまうので、新たなドラマや分野でまた記事書いていくのでよろしくお願いします。
ボイス、原作はシーズン3までいってるようなので人気あるんですね。今度見てみます。