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今週のランドリーシュート
第6ゲームの犠牲者となった駒希ですが、しっかりとランドリーシュートからポイ捨てされていました。
まあ、頭と体は別々でしたけど。
今回も、このシーンが登場したことで、依然として大田原の時だけ、ランドリーシュートからのポイ捨てが存在しないということになります。大田原の存在自体、かなり過去の事となりつつありますが、実際、生きている可能性はあるのでしょうか。当然あります。
次回が最終回で、2人の対決を残すのみという展開なら、可能性は低いですが、最低でもあと3話あることが確定しています。存在感が薄れれば薄れるほど、サプライズ感が増してくるのではないでしょうか。大田原がメールで発した、この中の誰かだという言葉の意味を、本人の口から語ってほしいところです。
監視室でのやり取り
失踪した稲葉の行動を探るため、みんなで監視室に向かいましたが、ここでのやり取りで気になった点がいくつか存在します。
まず、録画された映像が、しっかり残っているという点です。
二宮は、あくまでも記録用だと言っていましたが、録画映像が存在することで、二宮を含めた、ゲーム参加者の中に、ミスターXが存在する可能性を裏付けてくれます。
第3話で、監視室でモニターを見る、ミスターXと思われる人物が映るシーンが存在していました。
この時、モニターには、全員の様子が映っていたため、ミスターXは、二宮やゲーム参加者以外の人物の可能性が高まりました。しかし、録画映像を見ていたとなれば、モニターに映っていた人物の中に、ミスターXがいてもおかしくありません。先ほど触れた、大田原の、この中の誰かだ発言にも繋がってきます。
映像の一部が抜き取られていた点も、当然気になるところでしょう。
ただ、これは、フェイクのような感じもします。
普通に考えたら、そこに映っていた人物が、痕跡を消すために削除したということになります。しかし、7分間というのは長すぎますし、違和感を与えたくないのなら、稲葉が映っているところから削除するのではないでしょうか。そもそもここは、部外者立ち入り禁止の場所なので、録画映像を誰かに見られることなど、想定していないはずです。それなら、わざわざ削除する必要ありません。
何か意味があるとしたら、映像を見た人物に、あの場所が怪しいと思わせるためでしょうか。
実際、南雲が、あの場所に探りを入れていました。そこから、隠し扉の向こう側へ展開していっただけに、そういった可能性も考えられます。
そして、もう1つ気になった点が、壁に飾られていた、ピエロのようなマスクです。
このマスク、背景にちょこちょこ映っていました。一度もピントが合うことはありませんでしたが、計6回映っていました。存在自体に違和感を感じましたが、こういうものが飾られている場合、大概、隣りの部屋から覗ける仕掛けになっています。つまり、隣の部屋から、ミスターXが覗いて見ていたということです。
もしそうだとしたら、監視室にいた人物は、ミスターXではないということになります。
そうなると、前回の考察で取り上げた、あの人の存在が気になってきます。
稲葉発見時の違和感
翌日、録画映像の削除効果なのか、あの場所を不審に思った南雲が、様子を見に現れました。
タイミングよく二宮も現れ、これ見よがしに、隠し扉の向こうへ消えていきました。
当然、南雲も後を追いますが、この流れは、計算されたものだったのかもしれません。
前回の考察では、この先には、例の監視室があるのではと言いましたが、ホテルのバックヤード的な部屋のような感じでした。
場所的な意味は、はっきりとはわかりませんでしたが、ここからの流れに、いくつかの違和感を感じました。
まず感じたのが、南雲の存在に気づいた二宮が、全く驚かずに平然と接していた点です。
隠し扉から部外者が入ってきたら、普通は驚くと思いますが、そういう感じはありませんでした。このことから、先ほど言った、計算された流れという点についての信ぴょう性が高まってきます。
その二宮ですが、モップと塵取りを持って現れ、手前のロッカーの所まで来ますが、この後、不自然な行動をとります。
おそらく、このロッカーは、モップと塵取りを閉まっておく場所だと思います。しかし、二宮は、しまうそぶりを見せず、塵取りだけを持って、右側の扉の方に移動します。
この部屋を掃除するつもりなら、モップも持っていくでしょうし、なんか変な行動です。ここで二宮がしたかったことは、さりげなく南雲を扉の方に誘導することだと思います。一旦、ロッカーのほうまで行ったり、塵取りだけを持っていったのは、そのことを悟られないための、ミスディレクションだったのかもしれません。
そうまでして、南雲を扉の方に誘導した理由、それは、稲葉の遺体を見せるためです。
仮にそうだとしても、その行為にどのような意味があるのでしょう。それは、稲葉が誰かに殺害されたと、南雲に思い込ませるためです。
つまり、稲葉は死んだふりをしていたということです。
発見した時の二宮は、驚きつつも、妙に冷静でした。あれだけ冷静であれば、近づいて、稲葉の様子を確認するような行動に出そうなものです。しかし、近づくどころか、部屋に入ることすらせず、すぐさま扉を閉めてしまいました。
いかにも、南雲に見せるためだけに扉を開けたといった感じでした。
この時の、二宮の立ち位置にも注目です。もし、南雲が、稲葉の様子を確認するために部屋に入ってこようとしたら、すぐさま静止できるよう、入り口の真ん中に立っています。
そうしないと、稲葉が生きていることに気づかれてしまうからです。
なぜこのようなことをしたのか、それは、稲葉がミスターXだからです。
先ほどの監視室での件もそうですが、南雲と真澄が、やたらと稲葉の行方について気にしていました。
失踪という形でことを収めるつもりだったはずが、このままだと、余計な探りを入れられかねない。そう思ったミスターXは、死亡している稲葉を見せることで、そのことを断ち切ろうとしたのではないでしょうか。
そうなると、当然、二宮もグルでしょうが、1つ気になるのは、なぜ、真澄や内山には黙っておこうと言ったのでしょうか。
それは、この先のゲームで犠牲者となる人物には、知らせても意味がないということかもしれません。
つまり、最後まで生き残るのは、南雲だということです。
そうであれば、南雲だけにそう思わせておけばいいということになります。
ここでの、南雲と二宮の会話には、親子関係であるようなことを示唆する要素が含まれていました。
そういった点からも、南雲が最後まで生き残ることは、最初からの既定路線なのかもしれません。
第7ゲームの犠牲者
第7ゲームについてですが、その前に、恒例のゲーム開始時間についてです。第7ゲームの開始時間は、19時4分でした。
今回は、時計の回転や傾きなどはなく、そのままシンメトリーしてました。さすがに、ここまで続くと、意図的なシンメトリーであったことは、間違いないでしょう。
本題のゲームのほうに戻りますが、今回の犠牲者は、うれしそうに笑っていますが、内山でした。
まあ、ある程度、既定路線と言えるかもしれません。
前回の考察で、駒希は、二宮のミスで、内山と間違って犠牲者となってしまったということを言いました。
そういう意味でも、今回はしっかりと狙い撃ちしたという感じです。ゲームの仕様的にも、狙い撃ちは可能でした。裏で操作したのか、二宮のディーラーとしての技なのかわかりませんが、あの位置を狙い撃ちしたのは間違いなさそうです。
一度飛んだところには飛んでこないという、心理的誘導もあったのかと思われます。
二宮が、わざわざ盾を持って、あの位置に立っていたのは、矢がこっち方向に飛んでくるという示唆要素だったのかもしれません。
逆に、二宮が立っている方向には飛んでこないという心理的暗示があったかもしれません。
以上、「ドラマ【ダ・カーポしませんか?】第7話考察 稲葉発見時の違和感、やはり、この人物がミスターXなのか?」について、考察してみました。
いよいよ、残り2人となりましたが、先ほども言った通り、ドラマはまだまだ続きます。最低でも、あと3話と言いましたが、テレビガイド上では、3月27日の放送に最終回マークがついていませんでした。これは、11話以降も存在するということなのでしょうか。月を跨いでしまうという点で、微妙な感じもしますが、以前放送された「赤いナースコール」は、12話まで存在したので、その可能性もありそうです。