グレイトギフト

ドラマ『グレイトギフト』第3・4話考察 郡司が仕掛けた毒殺トリック、そして、安田が狙われた理由

木曜21時からテレビ朝日系列で放送されているドラマ、グレイトギフトの、第4話で気になった点について、考察してみたいと思います。

YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。

郡司が仕掛けた毒殺トリック

第3話から4話にかけては、郡司の活躍が目立ちましたが、最後、どのようなトリックを使って、君島たちをギフトの餌食にしたのでしょう。

藤巻が持ってきたギフトには、手を付けられた様子はありませんでしたが、おそらく、あのギフトは使われていないと思います。

そうなると、郡司が自前で持ってきたということになります。すでに、藤巻から白鳥に、3本のギフトが渡っているので、こっそり、そこから拝借してきたのだと思います。

しかし、ギフト自体があったとしても、郡司が、酒やグラスに仕込んでいる様子は見受けられませんでした。

映像の見せ方の問題で、実は素早く仕込んでいたという可能性もありますが、そうでないとしたら、最初から、酒に入っていたことになります。

ただ、その場合、本坊もギフトの犠牲になっているのはずです。縛られていたので、飲んでいないということも考えられますが、空のグラスが置いてあったので、おそらく飲んでいるでしょう。

そうなると、考えられるのは1つで、藤巻と郡司が乗り込む直前に、酒の瓶がすり替えられたのだと思います。

そもそも、藤巻が来るより先に、なぜ、郡司が店にいたのでしょう。

おそらく、安曇から連絡を受け、先乗りし、藤巻が来るのを待っていたのだと思います。そして、藤巻が到着する直前に、安曇が君島たちのもとへ行き、酒の瓶をすり替えたのではないでしょうか。

安曇は、ギフトのことを知っていましたし、郡司と繋がっているとしたら、可能性はあります。
その、郡司ですが、今回の謀反は、さすがに唐突すぎますし、やりすぎなので、次回、返り討ちに会う可能性が高そうです。

安田が狙われた理由

現段階での最大の謎は、なぜ、一般患者の安田が、ギフトの犠牲になったのかという点です。

その点については、藤巻と久留米の会話の中でも、取り沙汰されていました。

第1話の考察でも、真っ先に取り上げた点でもあります。詳細については、そちらをご覧いただければと思いますが、その時は、3つのケースが考えられました。

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1つ目は、安田個人に対する恨みですが、話の展開からみて、その可能性はないとみてよさそうです。
2つ目は、ギフトの効果を試すためですが、最初の犯行でない時点で、この可能性も低そうです。
そうなると、3つ目のケース、ギフトを藤巻の手に渡らせるためというのが、一番、可能性が高そうです。実際、そのおかげで、ギフトの培養に成功しましたし、話の展開的にも、真犯人の狙い通りといった感じがします。

ただ、このケースだとしても、なぜ安田個人が狙われたのかという点には直結しません。本当は、誰でもよかったけど、たまたまそれが、安田だったということなのでしょうか。最初に触れたとおり、藤巻と久留米の会話の中で、問題提起していることから、たまたまということは、考えづらいです。そうなると、ポイントとなりそうなのが、その、藤巻と久留米の会話がなされる場所として登場する、安田の店です。酒どころ、安兵衛です。

ぱっと見、客も入っていて、人気の店といった感じがしますが、実は、経営難に陥っていたのではないでしょうか。

そのため、店の再建資金として、まとまった金が必要だったとしたら、安田の死に意味が出てきます。つまり、目的は、保険金ということです。もちろん、家族がそれを狙って計画したということではありません。

真犯人が、それを見越して、安田を狙ったのか、話を持ち寄られ、安田自身が決断したのかはわかりませんが、安田個人が狙われた理由としては、十分です。確かに、第2話の、安兵衛での、久留米達と、安田の家族の会話を見てみると、妙に明るい感じだったのが気になります。

これは、安田の死によって得られた保険金によって、店の経営が軌道修正できたことに対する、安堵感の表れではないでしょうか。
真犯人としては、ギフトを藤巻の手に渡らせるという、自分の目的を果たしつつ、安田家の救いにもなったということで、一石二鳥ということです。その、真犯人というのは、第1話の考察から言ってきている通り、神林だと思います。

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アルカナムの意味

調べればわかることなので、今更感はありますが、安曇がオーナーを務めるラウンジ「アルカナム」の意味ですが、秘薬、霊薬といった意味があります。

それって、ギフトのことを暗示しているのでしょうか。直接的すぎる感じもしますが、第1話の考察でも、真犯人、神林の共犯は、安曇ではないかと言いました。亡くなっている、神林の妻は、安曇の姉ではないかという考察です。

そういった観点からも、アルカナムが、ギフトのことを暗示しているという可能性も、十分にあり得ます。
白鳥、郡司、本坊も巻き込んで、ギフト祭りは、場外乱闘の様相を呈してきましたが、この先も、神林、安曇の共犯説を、推していきたいと思います。

以上、「ドラマ『グレイトギフト』第3・4話考察 郡司が仕掛けた毒殺トリック、そして、安田が狙われた理由」について、考察してみました。
もう少し、ミステリーな展開に発展することを期待していたのですが、懸念していた、バトルロワイヤル状態の展開が目に余り始めてきた感じがします。なんか、毎週、やっていることが同じといった感じもします。こうなると、毎週、新たな考察要素が存在するとは限らないので、今後も、不定期投稿となるかもしれませんが、その辺は、ご了承ください。

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