ドラマ考察

ドラマ【ハヤブサ消防団】第6話考察 このシーンから感じる違和感、江西の言うことは信じるな

木曜、21時からテレビ朝日系列で放送されているドラマ、ハヤブサ消防団の、第6話で気になった点について、考察してみたいと思います。

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Contents

放火の動機

第6話にきて、ようやくミステリーらしい展開になってきました。果たして、本当に、消防団の中に、放火犯がいるのでしょうか。順を追って考察していきますが、まずは、放火の動機についてです。

三馬の見立てでは、土地を売らせるために放火をしているということでした。ただ、そうなると、1つ、矛盾が生じます。

それは、浪川家の放火についてです。

浪川は、早々に土地を売却しており、すでに、ソーラーパネルまで設置されている状況でした。土地を売らせることが目的なら、浪川家に放火をする必要はありません。確かに、三馬の見立てとは合致しませんが、そうなると、放火にはどういう動機があるのでしょう。
それぞれの放火を、1つの動機でまとめようとすると、無理があるように思います。個々に動機が違うということであれば、辻褄があってきます。
まず、1件目と2件目の放火については、三馬の見立て通りだと思います。ただ、浪川家の放火については、報復のような意図を感じます。

第2話で、江西と真鍋が、浪川について知らないといったような、惚けた 素振りを見せていました。

早々に土地を売って、ソーラーパネルが設置されていることからも、真鍋たちと浪川は、もともとグルだったのではないでしょうか。しかし、浪川が、仲間から抜けると言い出したことで、報復として、家を燃やしたということです。家に家族がいるのにお構いなしといったところも、そうした怒りのようなものを感じます。

4件目の、山原家の放火についても、浪川家の時と同様の動機のように感じますが、これについては、後ほど触れたいと思います。

浩喜の死も、放火の罪をなすりつけるためということでしたが、それ以降に放火が起こっている以上、そういった効果はなくなっています。

浩喜に関しては、知ってはいけないことを知ってしまった為、口封じとして殺害されたのだと思います。

消防団の中にいる真犯人

三馬は、消防団の中に犯人がいると確信していましたが、一体、その人物は誰なのでしょう。

それを解き明かすポイントとなるのが、山原家の放火です。そもそも、山原家は、土地の売却には関係していません。そして、本人や家族が家にいる時に、放火されています。

これらのことから、浪川家の放火同様、報復が動機の放火のように感じます。
山原が報復を受けるということは、浪川同様、真鍋たちとグル、つまり、消防団の中にいる真犯人は、山原ということでしょうか。

決め手はありませんが、その可能性が出てきます。
第3話の考察で、山原家に放火したのは、トラックの形状から、浪川ではないかと言いました。

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浪川がそこまでした理由は、家を放火されたことの恐怖で、従わざるおえなかったという捉え方もできます。三馬の家に放火したのも、同じトラックのようだったので、おそらく浪川でしょう。暗くてわかりづらいですが、荷台のシートも同じ、緑色のような感じでした。

山原が、浪川同様、恐怖による服従を余儀なくされたのだとしたら、真鍋との距離感が急に近くなったことも納得です。確かに、真鍋の後をつける三馬に接触したり、消防団が嵌められたりと、真鍋と山原の繋がりが見え隠れする事象が続きました。

そのせいで、本のタイトルが伝わるという、ボロが出たと言えるかもしれません。

と、ここまでは、これまでの考察やストーリー展開から、山原が真犯人という結論を出してみました。しかし、そういった考察を全て覆す可能性のあるシーンが存在していることに気づきました。それが、このシーンです。

これは、公式サイトの、第7話予告の中に掲載されているシーンですが、ある違和感を感じます。消防団メンバーの中に、徳田だけいません。予告では、三馬のサイン会のため、メンバー全員で東京に行くようですが、おそらく、そこから帰ってきた後のシーンだと思います。遠目ですが、警察署前で揉めているシーンからも、おそらく、徳田が、消防団の中にいる真犯人として、逮捕されたのだと思います。

だから、戻った時には、徳田だけいないということです。
真相は、第7話を見てみないとわかりませんが、仮にそうだったとしても、三馬の推理ミスという可能性もあります。その理由は、江西に協力を仰いでいるからです。

冒頭でも言ったように、江西は、真鍋とグルだと思っています。

そんな人物に協力を仰いだら、ミスリードされたとしても、おかしくありません。江西に、三馬の家の放火時のアリバイ確認を頼んでいましたが、そこでミスリードされた可能性がありそうです。
ただ、三馬も、江西に違和感を感じているような気もするので、嵌めるために、あえて協力を仰いだのかもしれません。

この辺、いろいろな駆け引きが交錯しているような感じがするので、第7話の展開を待ちたいと思います。

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本のタイトルを知るもう1人の人物

三馬の見立てでは、本のタイトルを知る人物が、真鍋とグルだということですが、消防団員以外にも、もう1人存在します。それは、中山田です。

まあ、当然と言えば当然ですが。中山田は、三馬の家の放火に使われたベンジンを発見していますが、その時に指紋をつけることで、指紋がついていてもおかしくない状況に持っていってます。

ただ、いかにもミスリードといった感じの挙動ですし、そもそも、拠点が東京ということを考えると、中山田が真犯人ということは、おそらくないでしょう。

真鍋と杉森

前回の考察で、杉森が顔を変え、真鍋として、ハヤブサ地区に教団を再建するため動いていると言いました。

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まあ、アビゲイルの話が続いたため、そこに絡めるために、突っ込んだ考察をしたといった感じです。しかし、第7話の予告で、三馬のサイン会に、杉森が現れているようなので、その可能性は、ほぼ消えました。

ただ、真鍋と杉森の風貌が似ている点からも、兄弟という可能性もあるので、完全に繋がりが途切れたとは言えないように思います。

個人的には、ますます教団要素が強くなっていきそうな展開に不安を覚えますが、杉森の存在には、注視していく必要がありそうです。

以上、「ドラマ【ハヤブサ消防団】第6話考察 このシーンから感じる違和感、江西の言うことは信じるな」について、考察してみました。
ミステリー的な展開になったのも束の間、早くも、教団がらみの展開を予感させています。次回予告に登場した、さんかくに集う住民たちからは、カルトの匂いがプンプン漂っています。

仏教徒の江西が、アビゲイルに絡んでいたら、本末転倒ですが、果たしてどうなることでしょう。

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