金曜、23時15分からテレビ朝日系列で放送されているドラマ【漂着者】の第3話で気になった点について、考察してみたいと思います。
YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。
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電話の予言
新谷とヘミングウェイが話をしている時に、橋から電話がかかってきましたが、これを、ヘミングウェイは予言していました。
これまでの考察では、オカルトチックな面と、ロジカルな面の両方で考察してきましたが、今後も、決定づけるような大きな出来事があるまでは、両睨みで考察していきたいと思います。
この、電話の予言については、橋が、ヘミングウェイサイドの人間であれば、事前に知ることは可能でしょう。
ピアノを弾くヘミングウェイ
助けた子供のお礼で、幼稚園に招待されたヘミングウェイですが、ここで、突然、ピアノを弾き始めました。
その曲が、新谷の母親が好きだった、「逃れられぬ運命」という曲のようですが、ヘミングウェイは、なぜそのことを知っていたのでしょう。
まあ、これも、新谷のことを事前に調べてあれば、知っていてもおかしくない情報です。
あと、この幼稚園のシーンで気になったのが、ラペとリモは来ていたのですが、ペリがいなかった点です。
3人1組なので、1人かけているのは違和感を感じましたが、話の展開に影響を及ぼすようなことではないので、おそらく、撮影上の都合のような気がします。この3人組については、名前に何か秘密があるのではないかと気になっています。
ラペ、ペリ、リモと、繋がっていますが、繋がりに意味をもたすなら、リモではなく、リラとするのが正しいように思います。そうすれば、ひと回りします。そうなると、言葉単体に意味があるのでしょうか。
いずれにせよ、現段階で、どのような意味があるのかは、わかっていません。
モスクワの研究員
後宮の研究所に、モスクワの大学で、一緒に研究をしていたという人物が訪ねてきていましたが、果たして、本物なのでしょうか。
連中に会った古郡は、その後、殺害されてしまうわけですが、後宮や、国原の件も含め、そういったことをしそうなのは、今見えている中ではこの3つの組織です。
まずは、モスクワで遺伝子の研究をしていた研究組織。そして、公安が追っているという、ロシアの工作員。この2つが同一の組織なのかどうかというのは、まだわかりません。最後に、しあわせの鐘の家です。現状、しあわせの鐘の家とロシアの接点は見えていませんし、最初に言ったように、ロシアの組織が本当に存在しているのかどうかも怪しい感じです。
古郡の死に違和感
何者かに殺害されてしまった古郡ですが、ある組織によるものだとすると、ちょっと違和感を感じました。
背中の真ん中にナイフが刺さっていたわけですが、これは、タクシーに乗る前に刺されたということなのでしょうか。運転手が刺したのではない限り、そういうことになりますけど、刺されて、そのままタクシーに乗ってくるというのも変な感じです。
後宮の研究所に来ていた人物は、これ見よがしに銃をチラつかせていたのに、ナイフでこっそり刺すというのも何か違う感じがします。
そうなると、考えられるのが、古郡自ら、ナイフを背中に刺したということです。古郡の目的は、新谷に、遺伝子研究の情報を託すことだったように思います。そして、目的を果たしたことで、自分で自分を口封じしたのではないでしょうか。
そう考えると、後宮の死も、同じようなとらえ方が出来ます。遺伝子配列の図を残し、続きをヘミングウェイに託したことで、自分の目的を果たした後宮は、自分で自分を口封じしたと捉えることができるかもしれません。
2度目の拉致
今回、また、同じ子供が拉致されましたが、これにはどういう意味があったのでしょう。そもそも、1度ああいう目にあっていながら、子供から目を離し、1人で公園で遊ばせていること自体、変な話です。
また、親が関与しているのでしょうか。
親が関与しているのであれば、再度拉致するのも楽ですし、手っ取り早く、2度目の拉致事件を起こしたかったのかもしれません。柴田も言ってましたが、自作 自演で知名度をあげると同時に、警察の信用をなくさせることに成功したという感じです。2度とも、この子供が生きていたというのが、そのことを証明していると言えるかもしれません。
婚約者と名乗る女
突然、ヘミングウェイの前に現れた、婚約者だと名乗る女、名前は、古市琴音というようですが、一体何者なのでしょう。
次回予告からみると、しあわせの鐘の家側の人間ではなさそうな感じです。そうなると、ヘミングウェイ同様、公安の人間ということでしょうか。
ちなみに、ヘミングウェイが公安の人間だということについては、以前の考察をご覧いただければと思います。
ロジカルに考察をするとなると、その可能性が強そうな感じがします。逆に、オカルトチックな考察をするのであれば、この人物が、マグダラのマリアの遺伝子を持った人物なのかもしれません。
イエス、キリストの遺伝子を持つ、ヘミングウェイと、マグダラのマリアの遺伝子を持つ、古市琴音。婚約者だという話も踏まえると、関係性に矛盾はないように思います。
はたして、ロジカルなストーリーなのか、オカルトチックなストーリーなのか。個人的には、前者であることを望みますが、今後の展開に注目です。
以上、「ドラマ【漂着者】第3話考察 婚約者と名乗る女、古市琴音は、公安の仲間か?マグダラのマリアか?」について、考察してみました。
放送枠的に、どうやら全8話のようなので、次回で折り返しということになります。そうなると、第5話ぐらいには、落としどころの方向性が見えてきそうです。オカルトドラマでないことを祈ります。