ドラマ考察

ドラマ【真犯人フラグ】キャラ別考察 日野渉、日野の根底には、人生の完結作、至上の時が存在する

日曜、22時30分から日本テレビ系列で放送されているドラマ、真犯人フラグの日野渉について、キャラ別考察してみたいと思います。
この、キャラ別考察では、1人の登場人物にフォーカスを当て、登場シーンの描写や、行動、言動を掘り下げて見ていきたいと思います。第3回は、日野渉についてです。他にも、二宮と本木について、キャラ別考察していますので、興味のある方は、そちらもご覧いただければと思います。

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Contents

凌介が店を訪れた時のシーン

日野が最初に登場したのは、失踪事件があった日の夜に、凌介が店を訪れた時のシーンです。

といっても、この先、日野が登場するのは、すべて、店でのシーンとなるため、店以外での行動がまったくの謎という点が、日野の一番の特徴でしょう。日野=店という観点では、こんなことを言っています。凌介の、「だいぶ好き勝手やったな」という言葉に対して、「そのために脱サラした」と、そして、「この店は、俺の人生の完結作」と言っています。
バーを始めるにあたっての資金の相場は、500万から1000万と言われていますが、結構広いうえに、好き勝手やったとなると、かなりの額を投資していると思われます。今までサラリーマンをやっていたことからも、それほどお金に余裕があるとも思えないので、これから頑張っていかなければならないといった状況です。人生の完結作と言っている点からも、夢を叶え、この店と共に人生を全うするといった感じが伺えます。日野の根底には、そういった思いがあるため、一連の事件とは結びつけにくいというのが、日野に対する個人的見解です。

ただ、そういった見解とは別に、日野の行動や言動から、事件への関与について見ていきたいと思います。ちなみに、店の営業時間は、17時から深夜4時までなので、日中帯は自由に動けますが、夜は動けないといった状況です。もし日野が真犯人なら、自ら動くのは昼間にして、夜は協力者に動いてもらうという形になりそうです。

話を最初のシーンに戻しますが、あの時、日野は、凌介の物まねシーンを写真に撮っていました。写真に撮るだけならいいですが、それをSNSにあげていました。

のちに、河村も指摘していましたが、そのことが、騒ぎをおおきくすることになったのと、会社名がバレてしまうという結果を招きました。逆に言えば、こうなることを狙った、日野の計画ととることもできます。

インタビューに答えていたシーン

第2話では、記者のインタビューに答えていましたが、凌介がもう一つ部屋を借りているということを、バラしていた点が気になりました。

しかも、そのところを、5回もループさせていました。のちに、そのトランクルームの鍵がなくなることを示唆していたのか、あるいは、日野自身が、そのことに関与しているということを示唆していたのかもしれません。

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店のシーン(二宮初来店)

店のシーンでは、二宮が初めて来店していました。

ここから、店は、事件の情報整理の場となっていきました。店主である日野は、事件の状況を把握できる立場ということになりますが、それは、河村や二宮、橘にも言えることなので、日野だけ特別な立ち位置とは言えないように思います。
基本、聞き役に徹している日野ですが、この時、ちょっと気になることを言っていました。冗談が通じない凌介に呆れ顔の二宮に対して、「酒入ると結構おもしろいよ」と言っています。

凌介が酒を飲んでいるシーンは、何度か登場していますが、特に変わったことが起こったということはありませんでしたが。単なる洒落なのかもしれませんが、オープニングや、この先のシーンで登場する、ある特殊なお酒に対する示唆のようにも感じました。

店でシーン(橘初来店)

次に、第3話での店のシーンですが、この時に、橘が初めて来店しています。

過去の考察でも触れましたが、この時の日野で気になるのは、凌介のカバンを抱えて持っている点です。

この時に、凌介のカバンから、トランクルームの鍵を盗んだのではと指摘しました。この状況からだけでは、決め手に欠けますが、第2話でのインタビューのシーンを踏まえると、現実味を帯びてきた感じがします。

凌介の家にいったシーン

第3話では、珍しく、日野が外に出ているシーンが存在します。河村と一緒に、凌介の家にいったシーンです。

ここで、当時の真帆への思いを告白し、ちょっとした動機の片鱗が見えたような感じもしましたが、さすがにこれだけでは弱いように思います。そもそも、店の営業はどうしたのでしょう。定休日だったのでしょうか。
その後、光莉のスマホに電源が入る時にも、店は登場しましたが、日野は、あいかわらず傍観者的な立ち位置といった感じでした。

ただ、この時に、関係者がみんな、群馬に向かっていたので、日野が真犯人であるとしたら、何かを仕掛けるチャンスだったとも言えます。

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店での会議シーン(第4話)

第4話では、ドラマ終了7分前まで、まったく登場してきませんでした。この回は、凌介の記者会見がメインでしたが、関係者がみんなテレビで記者会見を見ている中、日野だけは、その様子が映し出されませんでした。

アリバイと言うには大げさかもしれませんが、この時に、記者会見を見ることができない状況だったということを、示唆しているようにも感じます。
店での会議が行われたのが、記者会見の翌日でしたが、日野からその話に触れることはありませんでした。ミシシッピや下僕について話がされましたが、日野は相変わらず後ろに立って聞いているだけでした。

店での会議シーン(第5話)

第5話でも、店での会議シーンが登場しましたが、ドライブレコーダーの映像の違和感と下僕について話しただけで、日野的に怪しい要素は存在しませんでした。

店での会議シーン(第6話)

第6話では、冒頭から店での会議シーンで、菱田の傘疑惑について話されました。ここでは、日野も輪の中に入っていましたが、特に変わった様子はありませんでした。

ただ、この時は、凌介が頭の回る人間だということが描かれており、学生時代に小説のことで論破されたという話をしていました。河村と日野は、お互いの事だと言っていましたが、単に、自分の事だということを隠したかっただけなのでしょうか。

河村の言っていることは、論破した当事者の凌介が認めているので、本当のことでしょう。そうなると、日野がウソをついているということになります。
この、学生時代に書いていた小説が、今回の事件の動機という考え方もあります。盗作やゴーストライター的なことでしょうか。ただ、そのことで大きな賞をとったとか、作家として活躍しているという話なら分かりますが、しょせんは、たかがサークル内での話です。そんなことで、何十年も恨み続けているというのは、ちょっと考えづらい話です。

刑事が聞き込みに来るシーン

今回は、会議のシーン以外にも、刑事が聞き込みに来るシーンも存在していました。

凌介を恨んでいる人間はいるかと聞かれて、自分も含め大勢いると、意味深に答えていましたが、要するに、真帆の事でした。意味合いとしては、過去の回想シーンへの振りといった感じでした。

店での会議シーン2度目(第6話)

ドラマ 終盤でも、店での会議シーンが登場しますが、話の内容的には、しし座流星群の写真や菱田についてでした。

この時、ちょっと気になる、日野のアップが存在しました。河村が、「人ひとりのドロドロした嫉妬で、人生変えられることだってあんだよ」と言った時に、突然、日野のアップに切り替わり、妙に納得した表情でうなずいていました。

何か身に覚えでもあるような感じでしたが、嫉妬する側なのか、される側なのかはわかりませんが、一瞬の表情がそのことを示唆していたようにも感じました。

河村との問題のシーン

第7話では、河村との問題のシーンが登場します。例のお酒のシーンです。

禁断や魔性と呼ばれているハーブ酒、アブサンですが、はたして、ドラマにどう関わってくるのでしょう。

可能性としては、幻覚症状を伴う危険があるお酒なので、学生時代にこの酒が原因で、何か事件を起こしているといったところでしょうか。ただ、そういうことであれば、、店のメニューになどせず、封印しておくようにも思います。
会話の内容自体は、凌介を同情するような、他愛もないものでした。もしかしたら、あの会話には続きがあって、もっと特別な何かを話していたのかもしれません。そして、アブサンは、店のメニューではなく、そういった特別な時に飲むために、日野が秘蔵しているのかもしれません。

店での会議シーン(第7話)

店での会議では、篤斗の服を買おうとして、直前で売り切れるということが起こっていました。

河村の、買ってみるしかない発言に対して、本木にすぐ買うよう合図をだしたという話もありますが、日野は、丼を作っていて、それどころではないような感じです。そもそも、言ってから、5秒ぐらいで購入ボタンをクリックしているので、本木は即買える状態でスタンバっていないかぎり、この連携は無理です。

他の人に買われたくないのなら、河村の発言を待たずに、購入してしまえばいいだけの話ですし、おそらく、あのタイミングは、偶然だったと思います。

店での会議シーン(第8話)

第8話では、会議の前に、凌介だけ先に呼び出していましたが、話の内容は、雫石の事でした。

わざわざ先に呼び出したので、気になりましたが、特に、日野がどうこうという話ではありませんでした。おそらく、翔太と菜奈に出会うシーンからの流れで、そういうことにしただけのように思います。
そのあとの会議では、凌介が、10年前に大阪に単身赴任していた話がでますが、この時に日野は、驚いていました。

驚くということは、知らなかったということです。凌介、日野、河村については、大学卒業後、どれくらいの密度で付き合いがあったのか明らかになっていませんが、少なくとも、10年前は、凌介と日野は、疎遠だった可能性が高いです。

店での会議シーン(第9話)

第9話では、会議シーンが2度登場しますが、最初のほうは、林に対しての言及でした。日野は、「信じられないぐらいいびつな愛って意外とあるよ」と言っていましたが、もしかして、自分自身のことを言っているのでしょうか。

そこに繋がりそうなことが、2回目の会議シーンで明らかになります。真帆の財布についての話の時に、日野は、「内の妻がよくねだるやつ」と言っています。左手薬指に指輪をしていることが話題にされてきましたが、普通に妻がいたということでした。

もしこの妻が、すでに登場している人物の誰かだとしたら、かなりいびつな愛の可能性があります。ただ、妻発言に対して、誰も驚いた様子がなかったので、すでに認知事項と言った感じですし、凌介が驚いていないということは、日野の妻が誰なのかということも知っているように思われます。

篤斗のお見舞いに行くシーン

第10話では、篤斗のお見舞いに行くシーンで、久々に外出していました。

病院に来たということで、一応、関係者に顔は知られたということにはなりそうです。

店での会議シーン(第10話)

会議のシーンでも、これといって、怪しい挙動や言動は見られませんでした。

まとめ

冒頭でも話しましたが、日野に関しての最大のポイントは、店の中での行動や言動のみで、それ以外の時間帯については、全くの謎という点です。

わからない部分が多いということは、言い換えれば、妄想的な考察が当てはめやすいということです。記者会見を見ていなかったかも、とか、小説のことで恨んでいたかもといった感じです。アブサンに関しても、オープニングに出てきているとか、珍しい酒だとかいうことだけで、何のつながりも見えてきていません。
事件に直結しそうな怪しい要素としては、凌介の写真をSNSにあげたことと、カバンから鍵が盗めたことぐらいです。そういったことが、回収事項として取り上げられるようなら、真犯人の可能性も出てきます。
しかし、日野の根底には、脱サラしてまで始めた「至上の時」が、人生の完結作として存在しています。このことを覆すような、新事実が出てこないかぎり、日野が真犯人という見解に至るような状況にはならないように思います。

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以上、「ドラマ【真犯人フラグ】キャラ別考察 日野渉、日野の根底には、人生の完結作、至上の時が存在する」について、考察してみました。
これで、3人のキャラ別 考察をしましたが、4人目については、未定としたいと思います。

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