ドラマ考察

ドラマ【最高の教師】第3話考察 東風谷の隠された真意、そして、未来の出来事を隠さず明かす里奈

土曜、22時から日本テレビ系列で放送されているドラマ、最高の教師の、第3話で気になった点について、考察してみたいと思います。

YouTubeにも動画投稿していますので、チャンネル登録していただき、みなさんと一緒に考察できたら、とてもうれしいです。

Contents

殺害予告の犯人

黒板に殺害予告を書いた人物は、眉村と日暮でした。

この2人は、迫田の命令で、監視カメラの停止だけをやらされたのだと思いましたが、すべてこの2人がやったことでした。
殺害予告は、事を荒立て過ぎのような感じもしますが、卑屈さゆえの、間接的な訴えだったということでした。そういう意味でも、個人的には、卑屈からの脱却でことを解決してほしかったところですが、結果は少し違ったようです。

自分たちの工学研究に対する熱意をアピールするのではなく、害を与えるものは遠ざけ、自分たちの殻に閉じこもらせてくれというふうにお願いしているようにも取れました。

まあ、相楽たちが、正当なアピールが通用する連中ではないという意味もあるのでしょうが、解決方法として、少し疑問を感じました。

東風谷の真意

阿久津と東風谷は、成績優秀者の信頼度を利用され、担任変更嘆願書の提案者とされてしまいました。

2人の本意ではなかったことからも、鵜久森の友達になろうアピールによって、嘆願書は撤回されました。

こちらに関しては、眉村たちとは違って、自分たちの思いをしっかり伝えることによって、ことを解決したように見えました。

しかし、ひとつ違和感が残ります。それは、東風谷の行動と言動です。

そもそも、東風谷は、2年の時の内申点に不満を持ち、九条にアピールしましたが、それを却下されています。このことから、九条に対して、良い印象を持っていないのかと思いました。

鵜久森の件で、心境に変化があったのかもしれませんが、素直に、九条側に付き過ぎのような感じがします。

通院の件や、誰にも言えない悩みについて明らかになっていない点も気がかりです。

そういった点からも、東風谷の真意が別の所にあるということも、考慮しておきたいところです。

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星崎の行動

九条のやり方に生徒たちが戸惑う中、1人だけ興味を持ち、自ら九条に近づいてきたのが、星崎です。

人生退屈オーラを全面に出していましたが、何か怪しい感じがします。人生が退屈なのは、先がわかってしまっているから、つまり、星崎もタイムリーパーという捉え方ができます。

ただ、現段階で、そういった挙動を見せているということは、逆に、ミスリードということも考えられます。
次回予告で星崎は、九条に対して、ピンときたと言っていることから、タイムリープに感づいたのではないでしょうか。

予告詐欺ということも考えられますが、もし、本当に感づいたのだとしたら、星崎の立ち位置が見えてくるように思います。1人だけ正体に気付き、真相を追い求める記者的な立ち位置です。真相を突き止めたと思ったら、直前で空かされる、そんな立ち位置のキャラは、ドラマや漫画でよくいます。星崎は、そんなキャラのような気がします。とはいうものの、まだ、得体が知れないので、今後の行動を注視していきたいと思います。

3年D組勢力図

第2話終了段階での勢力図から、まず、殺害予告の件が解決し、眉村と日暮が里奈側につきました。

そして、嘆願書の件が解決し、阿久津と東風谷が里奈側につきました。と言いたいところですが、東風谷に関しては、先ほどの考察で触れた通り、まだ、真意がはっきりしないため、少し距離をおきたいと思います。

星崎に関しては、里奈側についたとみてよいのでしょうか。とりあえず、里奈側に移しますが、まだ、わからない部分が多いので、東風谷同様、少し距離をおきたいと思います。残る生徒は、あと22人です。

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離婚の原因

蓮が離婚を切り出した原因が、明らかになりました。

前回の考察では、里奈が、自分の心の中で、全て納得しようとして、何も蓮と共有しようとしないことに、嫌気がさしたのではと言いました。

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実際、そのことが原因ではありましたが、そうさせていたのは連自身で、そのことに対する罪悪感から、離婚を切り出したということでした。まあ、仕事で忙しい2人の、すれ違いの中で生じてしまった溝といった感じでした。
一応これで、離婚回避となったようですが、結構ありがちな理由のような感じもするので、1周目の人生でも回避できたのではという気もしますが、どうでしょう。

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勝見は何でもお見通し

里奈の親友、勝見は、要所要所で、本質を見抜いているような感じがします。これって、何か裏があるんでしょうか。

実は、勝見もタイムリーパーで、良い方向に導くために、要所要所で、本質を突いた発言をしていると取ることもできます。確かに、里奈がやってきたことが、今のところ、全てうまくいっているのは、勝見の影のフォローがあったからと言えるかもしれません。

そこは、今後の展開上、かなり重要な要素だと思います。
里奈が生徒に対してやってきたことが、全てうまくいき、蓮との離婚も回避でき、ここまでは、万々歳といった展開になっています。

しかし、言葉だけでは解決できないことや、相楽たちの逆切れが想定される中、うまくいかなくなった時の対処が重要なポイントとなってきます。

そういった時に、勝見を含めた、周りの人間が、どのように里奈に関わってくるのか、注視していく必要があるように思います。

未来の出来事を明かす里奈

これまでの問題を解決してきた中で、1つ気になったのが、里奈が、対象の生徒に対して、未来に起こる出来事を話ている点です。

それは、ある意味、タブーのような気もしますし、そんなこと話しても、誰も信じません。もしかしたら、自分が2周目の人生だということを、生徒に知ってもらおうとしているのではないでしょうか。

なぜ知ってもらう必要があるのか、現段階では、その真意を知るすべはありません。ただ、第3話の最後で、蓮に2周目の人生について話していることから、隠し通す意思がないことは明らかです。

里奈が突き落とされる未来が訪れることを、生徒たちが認知してくれたことで里奈が救われる、そういった展開も考えられるかもしれません。

あとあと、里奈が未来を予期していたことが、2周目の人生を裏付ける根拠になるということです。

以上、「ドラマ【最高の教師】第3話考察 東風谷の隠された真意、そして、未来の出来事を隠さず明かす里奈」について、考察してみました。
今回の東風谷のように、一見、回収されたかのように見えて、実はまだ、隠された要素が存在するキャラは、今後も登場してくると思います。そういったキャラを見逃さないようにしつつ、3年D組勢力図を完成に導ければ、自ずと真犯人が見えてくるでしょう。

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