ドラマ考察

ドラマ【真犯人フラグ】第14話考察 二宮とひき逃げと強羅の関係性、光莉の現場へ向かうスピードトリック

日曜、22時30分から日本テレビ系列で放送されているドラマ、真犯人フラグの第14話で気になった点について、考察してみたいと思います。

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Contents

真帆はやはり幻覚

前回の最後で、凌介が見た真帆の姿は、やはり幻覚でした。

結局、視聴者騙しの一週間引っ張りでした。まあ、張られていた写真を見たことで幻覚が見えたという、言い訳じみたフォローがあっただけましでしょうか。
その写真ですが、入手経路が不明ということですが、どういうことでしょう。本木の犯行は明らかなので、そこに意味を持たせるとしたら、誰かが本木に渡したということになります。家族が撮ったビデオの画像のようなので、本木に近い凌介の家族、つまり、光莉が渡したものではないでしょうか。
本木、光莉、橘の関係性については、後ほど、例のシーンの考察のところで触れたいと思います。本木の姿については、橘が隠したようにも見えますが、単なる演出の可能性もあるので、何とも言えません。

木幡の素性

木幡の素性について、いろいろなことが明らかになりました。

まず、冷凍遺体の正体ですが、木幡の息子、圭樹であることが明らかになりました。そして、圭樹の死因は、やはり、交通事故でした。このことは、考察の序盤から、再三言ってきたことなので、当たっていてよかったです。ただ、事故の詳細については語られなかったので、おそらく、加害者が誰なのか明らかになっていないのだと思います。そうなると、木幡の犯行は、やはり、このことについての恨みが原因ではないでしょうか。
圭樹も、サッカー教室に所属していて、山田の話では、事故後も、木幡が練習を見に来ていたという話でした。おそらく、その時に、篤斗の事を知ったのでしょう。この流れから、篤斗を自分の息子だと思い込んだことから、一連の騒動が起こったようにも見えます。
話の展開的にも、子供を凌介に送ったのは、木幡だということになっています。ただ、実際に、木幡が荷物を送るシーンは、映像として登場していません。回収された項目であれば、映像として見せてもよさそうなものです。そう考えると、まだ、別の可能性が残されているのかもしれません。そのことについては、木幡のキャラ別 考察として、詳細を語っていますので、そちらをご覧いただければと思います。

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既定路線ではありましたが、充との関係は、やはり夫婦でした。問題は、充が、10年前に、凌介を見かけているという点です。10年前というと、凌介が、関西に単身赴任している時期なので、関西を起点に、凌介、充、木幡、そして、二宮が関わる何かがあった可能性が高そうです。

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井上が消された意味

なぜか、林の上司である、井上が消されてしまいました。幸造が、強羅に依頼してやったみたいです。誰かが責任を取らなければいけないという理由のようですが、この経緯を描く意味はどこにあるのでしょう。林の件を、井上になすりつけて、自殺に見せかけるというのならわかりますが、そうではないです。そもそも、林を消したのが、幸造や強羅であれば、林に責任を取らせたということで、井上を消す必要はありません。つまり、この経緯を描いたのは、幸造や強羅が、林を消したのではないということを意味していたように感じます。
もう1つ触れておきたいのは、幸造が持ってきたアタッシュケースです。強羅に対しての報酬でしょうが、それほど重そうではなかったので、2つで5000万といったところでしょうか。後ほど関わってくる部分なのですが、ようは、人ひとり消すのに、5000万ぐらいかかるということです。

橘の実家の店のリフォーム

橘が、実家の店のリフォームのためにお金を集めていたのは、ちょっとしたボヤがあったからということでした。ただ、それだけの意味なのでしょうか。話しぶりからは、そう感じましたが、火に関係する事象がなかったか、振り返ってみた結果、1つだけ存在していました。それは、2回目の光莉の動画です。光莉の顔の両脇で、ろうそくが燃えています。プロキシマでの分析では、棺のようなところに入っていたということなので、木製であれば、燃えやすくもあります。つまり、この動画が撮影されたのは、母親の店で、その時に、ろうそくの火でボヤを起こしてしまったということかもしれません。火とボヤの関係性から、1つの可能性を導き出してみただけなので、確証はありませんが、例の3人の関係性からみても、可能性はありそうです。

光莉救出の経緯

光莉が救出されるまでの、一連の経緯を振り返ってみます。
まず、本木から、光莉を返すというメールが、プロキシマに送られてきます。ここでのポイントは、凌介でも橘でもなく、プロキシマに送られてきたという点です。凌介とは、もともとやり取りはないので、直接メールが送られてくるということはあり得ません。問題は、橘です。もし、本木と橘が繋がっているのであれば、直接、橘にメールを送ってもよさそうなものですが、そうしなかった理由は、2つ考えられます。
1つは、橘が、本木に対して、直接連絡をしてくるなと言っていたためです。このことは、第13話での電話のやり取りから、電話をかけた人物、つまり、橘のほうが、主従関係が上であることが明らかなので、そういった取り決めになっていたのだと思います。
もう1つは、本木とプロキシマの関係性の示唆です。本木については、これまでの考察で、プロキシマのサロンメンバーだということを言ってきましたが、そのことを裏付ける要素として、示唆していたのではないでしょうか。

暗号に関しては、凌介達を足止めするための、時間稼ぎだと思います。このメールが、凌介達に知られることは見越しているので、自分が先に到着する時間を稼ぐために、このような、回りくどいことをしたのだと思います。たしかに、橘は、速攻、現場に向かっていました。
そして、遅れて、凌介と日野が、現場の建物に向かいます。ここでのポイントは、二宮が一緒に行かなかった点です。プロキシマのみんなをおさえておくとか言っていました。ちょっと意味がよくわかりませんが、その程度の事なら、電話で釘を刺せばいいだけの話です。二宮は、この会話を最後に、例のシーンまで、登場することはありませんでした。このことは、二宮が、裏で動いていた可能性を示唆していると取ることもできます。二宮は、単独で、現場の建物に向かったのではないでしょうか。そう考えた時、ポイントとなりそうなのが、日野の発言です。
日野は、現場に向かう車中で、「飛ばすぞ、法定速度で」と言っています。これは、必要以上にスピードを出さないということを意味しています。つまり、二宮が、必要以上にスピードを出して、現場に向かえば、凌介達より先に着くことができるということを示唆しています。二宮が、そこまでして現場に向かった理由ははっきりしませんが、結果的に、本木達を助けることになったのだと思います、黒幕として。

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橘、光莉、本木の関係性、結論

光莉も生還しましたので、橘、光莉、本木の関係性について、結論を出したいと思います。

これまでの考察で、再々言ってきた通り、3人は、最初から協力関係にあったと思います。
ことの発端は、光莉の両親への不信感です。橘のオリジナルストーリーの中で、光莉は、家族についての悩みを橘に相談していました。これは、例のDNA鑑定の資料を見つけてしまったことだと思います。このことから、両親への不信感をいだいてしまった光莉は、偽装誘拐を計画し、そのことの真意を探ろうとしたのではないでしょうか。橘は、もともと、父親に対してのコンプレックスを持っているので、こういった計画には、乗ってきそうな感じがします。そこに、本木がどう関わって来たかは、定かではありませんが、第13話の考察で言ったように、腹違いの兄妹という線も、捨てきれてはいません。
いずれにせよ、3人は、計画を実行しますが、同時に、真帆と篤斗の事件が起こったため、出るに出られず、ズルズルと計画を実行し続けたのだと思います。
そして、転機となったのが、橘の、光莉と付き合っている発言です。このことで、本木に嫉妬心が芽生え、暴走し始めたのだと思います。暴走が、徐々にエスカレートしていき、ついには、光莉を消してしまうのではないかという状況に陥ったのが、今回の件です。橘は、暴走する本木から、身を挺して光莉を助け、2人は、二宮の助けによって、その場から立ち去ったということです。
光莉に関しては、篤斗のように、精神的なダメージはないようなので、次回で、全てが語られるかもしれません。

日野の真偽性

今回、日野に関しては、2つの動きがありました。

1つは、強羅との関係です。いきなり出てきたので、びっくりしましたが、2人は繋がりがあるのでしょうか。決め手はありませんが、いきなりなのと、直接的過ぎる点から、煽りの要素が強いように感じました。「続きはまた今度」というのは、本の続きという意味であれば、会話の内容自体も、単なる客との会話と捉えることも出来ます。さらに言えば、強羅との関係には、常に金が絡んできます。先ほどの、井上の考察でも触れたように、人ひとり消すのに5000万かかります。サラリーマンだったうえに、店の資金を借入している状況の日野とでは、繋がりに信ぴょう性をかきます。
もう1つは、光莉の現場まで、出向いた点です。いままで、ほとんど外に出なかったのに、今回は、積極的に動いていました。たしかに、怪しい感じがしました。日野が、現場となった奥のフロアに向かった時に、フロアでのシーンが描かれずに、凌介達のもとに戻ってくるシーンに繋がるようであれば、本木達の助けをした可能性もあるかと思いました。しかし、すでに本木達が立ち去った後のフロアでのシーンが描かれていたということは、日野の目で、しっかりと、本木達がいないことを確認しているということになります。そう考えると、日野の真犯人である可能性は、低いように思います。
日野については、キャラ別 考察をあげていますので、そちらをご覧いただければと思います。

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二宮の真意

二宮と茉莉奈が、急接近していましたが、2人の間には、共有している情報があるようです。

おそらく、林に関してのことだと思いますが、茉莉奈が、林を消した人物のことを知りたがっているのはわかりますが、二宮としては、そのことを知る意味は、あまりないように思います。すでに、子供2人は戻ってきていますし、茉莉奈が、真帆のことを何か知っているとも思えません。そうなると、考えられるのは、茉莉奈が、二宮について、何かを知ってしまったということです。自分について何か知られたのであれば、いやでも近づかざるをえません。2人が共有している情報となると、7×8=56です。この言葉の意味を、茉莉奈が解読したのではないでしょうか。それは、車のナンバーです。このことについては、第12話の考察で言っているので、詳細はそちらをご覧いただければと思います。

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もともとは、林と思われる人物が、二宮に言った言葉なので、茉莉奈としては、林を消した人物に繋がる情報と思っているだけだと思います。ただ、二宮としては、真相に近づかれるとまずい情報なので、茉莉奈に急接近したのだと思います。
近づかれるとまずい真相、それは、二宮、車のナンバー、ひき逃げ、強羅、この4つのキーワードから明らかです。それは、木幡の息子、圭樹をひき逃げしたのが、二宮で、その車のナンバーが、「78-56」だったということです。そして、その事故をもみ消したのが、強羅ということです。

強羅が二宮のことを知っていたのは、そのせいです。強羅に依頼したのは、おそらく、二宮の親でしょう。
木幡と篤斗の件から、ひき逃げのことがばれ、林の件から、車のナンバーのことがバレかけた今、二宮も豹変せざるを得ないということでしょう。
実は、先ほど触れた、二宮が、光莉の現場に向かうためのスピードトリックは、日野の法定速度運転の裏で、二宮が、車のスピードを出し過ぎる癖があるということを示唆していました。
もし、茉莉奈が消されるようなことがあったら、二宮が真犯人で、ほぼ確定ではないでしょうか。

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以上、「ドラマ【真犯人フラグ】第14話考察 二宮とひき逃げと強羅の関係性、光莉の現場へ向かうスピードトリック」について、考察してみました。
茉莉奈に関しては、林が消された時点で幕引きかと思いましたが、結構頑張っています。それは、ある意味、自分も消されるため、頑張っているという捉え方もできるかもしれません。

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